2019年09月28日

RC5Bでアンプを作ろ〜。

すっかり秋めいてまいりましたね〜
金木犀の香りが何処からともなく漂ってきます。

さて前回の、RC5Bでアンプを作ろ〜。の続きです。
とりあえずの回路図を描いてみました。
RC5B_Single_Amp.png

出力管に使うRC5Bですが、この球、背が低いので、見た感じ的に初段に何を使うか少し迷いました。
よく使う“12AX7”や“U7”などは、RC5Bと比べると背が高すぎ、見た目のバランスがイマイチです。
で、初段用の背の低い球を探しました。
そして選定したのが、“5670”という球。

P9150130.jpg

中程度の増幅度のユニットが2個入った、双三極管です。
各ユニットを左右Chに振り分け、初段管は1本で済まそうという魂胆です。

RC5Bという球ですが、ヒーターが切れやすい!!と云う厄介な特徴(?)があるらしく、ヒーターは、電源トランスの14.5Vタップから、37.5Ω抵抗を直列に入れて点火しています。(75Ω2個パラ接続で、37.5Ωとしています)(ヒーターは、12.6V/80mAです。)
また、元々高周波用途の球のため、グリッドに直列に抵抗を挿入し、発振防止を図る、カソードバイパスコンデンサは100μF以下が無難との話があります。

さて、作製の方はと云うと、とりあえず、シャシの加工から初めています。
使用したシャシは、タカチのYM200というシャシ、というか、アルミケースですね。

P9270134.jpg

上面の穴開け加工が終わったので・・・
P9280132.jpg
P9280133.jpg
パーツ類を取り付けて様子見。
・・・Lラグ多用しています・・・中古の。
初段管に背の低い球を選んだとは云え、RC5Bと比べるとやはりノッポです・・・
ので、ソケットを落とし込んで取り付け、高さを揃えることにしました。

・・・ここまでくると、
球を取り付け、眺めたくなります・・・
P9280135.jpg

P9280139.jpg

やっぱり、見た目の愛嬌感(?)がイイ感じです。
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2019年09月19日

変わり球、入手。

 少し変わった球が入手出来ました。
P9190140.jpg
P9150128.jpg

RC5B。と云う名のなんか面白い形の真空管。

ス、、、スライムのような、、、

五麟貿易さんで、セールで@¥700-
専用のタイトソケット(@¥600-)と一緒に、各4個購入。

こんなナリで(?)プレート損失が5Wあり、小出力なアンプなら出来そうな気がします。

と云うことで、RC5Bアンプを作ろう。と思い立っているここ最近です。
どんなアンプができるか?ちょっと楽しみ〜


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2019年05月31日

PL-50LUオートリフト位置調整

 久しぶりに、アナログを聴こうと思い立ち、暫く気持ち良く聴いていました
が、ところがしかし、A面の終盤にさしかかったところで、突然音楽が途切れた。プレーヤーを見てみると、アームが上がり、ターンテーブルも停止していました。
もう一回かけ直し、様子を見ると、盤の中心から約65mmの位置にくると、オートリフトアップが掛かってしまう症状に陥っているようです。
(プレーヤーは、20年位前に中古で買った、PioneerのPL-50LUです。)
 なんとか直せないものかと、ネットで情報収集。
 すると、非常に参考になるブログを見かけました。
PL-30Lで、中心から65mmぐらいのところに針がくると、勝手にエンド検出するという症状で、半固定抵抗の調整で対応されたという内容です。

プレーヤーの型式は違いますが、同じPioneer製で、全く同じ症状です。

で、PL-50Uも、どこかの半固定抵抗で調整できるのでは?っと、思い立ちました。

ゴムマットとターンテーブルを取り外すと、モーターのカバーを外すネジが5本あります。

P5280545.jpg
このネジを取り外すと、、、

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おっと、基板ごとくっついてきました。

このまま、基板をよく見ると、
トーンアームの近くに、青いカバーが被さった半固定抵抗が2個並んでいます。
きっと、このどちらかが、位置調整に関係していそうです。
基板に印刷してある文字を見ると、
“VR3 POSI”、“VR4 GAIN”と、それぞれあります。
多分、“VR3 POSI”が、位置調整の半固定抵抗な気がします。
(ブログで見た写真も、青いカバーが被さった半固定抵抗、VR3でしたので)
“POSI”は多分“POSITION”ではなかろうか?
(位置的にもトーンアームに一番近い)

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結果はいい感じ
VR3を回すと、リフトアップ位置が変わります。

VR3を少し回し、ターンテーブルを元に戻し、リフトアップ位置を測る作業を何回か繰り返し、中心から53mmから54mmの位置でリフトアップするように調整し、作業終了としました。
P5260551.jpg

ところで今回、初めて知ったことがあります。それは、LP盤とEP盤の、サイズの違い。
もちろん、直径が違うのは知っていましたが、
盤中心部分の、ラベル部(曲名などの文字が書いてある部分)の直径が、LP盤は約100mmで、EP盤は約90mm。

↓LP盤。
P5300547.jpg

↓EP盤
P5300546.jpg

そして、EP盤は、音が彫ってある溝が、中心部から55mmから54mmまで迫っていて、
P5300545.jpg

LP盤の、一番中心に近い溝は、中心から約52mmから53mmの位置なのです。
P5300548.jpg

つまるところ、オートリフトをLP盤、EP盤両方に対応させるには、中心から53mmから54mmの位置にしないと、EP盤で曲の最後が切れたり、LP盤でオートリフトしなかったりするのです。
正直、今回の調整では、LP盤でオートリフトしなかったりする場合も盤により、あったりします。
半固定抵抗を、微調整のできる多回転型に換装する手も一案かもですが、ものぐさな私は一旦これでヨシとします。


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2018年07月28日

6G-B8シングルアンププロジェクト(4)〜測定編〜

DSC_0047.jpg
数日前の夕暮れ。
紫の空が少し綺麗。

さて、前回一応の完成を迎えた、6G-B8シングルアンプ。

P7140536.jpg

今回は、各部の電圧、最大出力、周波数特性の測定編です。

スピーカ端子に8Ωのダミーロードを付けて、火入れです。

・・・毎度ながら、初の火入れはドキドキ感があります。
先ずは、なんと云いましょうか、五感を研ぎ澄まして異常がないかを確認。

電圧の確認の結果、得に異常なし。。一か所を除いては。
それは、初段の6NS7のヒーター電圧。6V程度の算段でしたが、測定すると4.5V程度。
ヒーターと直列に低抵抗を入れ、ヒーターに掛かる電圧を少し下げていますが、その抵抗に掛かる電圧が予想以上でした。
抵抗値を変更し、平滑用のケミコンの容量も変更。

次は、最大出力の確認です。

オシロスコープでスピーカ端子をモニタしておき、入力端子から1kHzの正弦波を入れます。
入力電圧を徐々に上げていき、スピーカ端子に出力される波形がクリップする直前(訛る直前)を最大出力としましょう。
・・・いい加減な感じですが。。。

P7010534.jpg
↑で、訛る直前の波形です。
上が出力波形(8Ω負荷)、5V/divで、下が入力波形 1V/divです。
出力電圧は約24Vp-pで、その時の入力電圧は約1.5Vp-pです。
出力電圧を実効値にすると、8.48Vrms。負荷が8Ωなので、8.48V^2/8Ω=9Wになります。

次に、周波数特性です。
入力端子に正弦波を入れ、電圧は一定にして周波数を可変させ、スピーカ端子に出力される電圧を測定します。
で、結果はこんな感じ

・・低音域、もうちょい下まで伸びるでしょ。と、6G-B8のカソード抵抗のバイパスコンデンサを220μFから470μFに変更。
もう一度測定すると、こんな感じになりました。20Hzで-3dBと、いい感じです。

そして、初!!音出しです。
パッと聴き、5極管らしく、清々しい感じの鳴り方です。が、聞き入ると、低いところもよく響きます。いい意味で、今までに聴いたことのない音(?)。
ジャンクの球ですけど、流石(?)6G-B8です。

最後に、各部の電圧を付け加えた、最終の回路図はこんな感じです。


posted by うえいど at 23:17| Comment(0) | Electron Craft | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月15日

6G-B8シングルアンププロジェクト(3)〜一応の完成。〜

あ、暑い。暑すぎます。。何なんでしょう、この暑さは。。。
道路脇に設置してある温度計、47℃となってました。これはあり得ないと思うけど。

さて、作製している6G-B8シングルアンプ。
一応、完成しました。
P7140536.jpg


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↑シャシの下、アンプ部分の図。

P6300530.jpg
↑アンプ部分A(初段の部分)

P6100528.jpg
↑電源部分の図。

そして、今のところの回路図。です。

当初の回路図と比べると、6G-B8のプレート電流観測用電流計の回路を付け加えました。
電流計に付加する分流器等は、カット&トライです。

一応完成に至りましたが、次は、各部の電圧確認、動作確認、最大出力、周波数特性など、測定してみましょう。
と云うことで、次回に続きます。


posted by うえいど at 22:27| Comment(0) | Electron Craft | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする