前回、ミニのワイパーの、途中で動作を切っても定位置まで戻ってから止まる原理と、この機能を利用すれば、間欠動作ができる!かも?と言ってました。
それを基に、このような回路を作りました。
ワイパースイッチはリレーに置き換え、既存のワイパースイッチはこの回路の電源スイッチとして使っています。
基本的には、タイミングパルス、遅延時間発生ICの、“555”を使用した無安定マルチバイブレータでパルスを発生させ、このパルスで“ワイパースイッチを一瞬入れて、すぐに切るという操作”をさせています。
間欠動作の待機時間は、VR1で調整でき、この回路の定数だと、約4秒から約12秒まで調整できます。(ON時間は約1秒になります。)
555の出力は、フォトカプラPC1、トランジスタQ3を介してリレーを動作させます。
SW1は間欠動作にするか連続動作にするかを切り替えるスイッチで、電源を555に与えるか、直にトランジスタQ3に与えるかで対応させています。また、回路は電源電圧の変動で誤動作しないよう、“7805”で安定化させ、5Vで動作させています。
これで、一応、間欠、連続、どちらも動作します。でも、回路図にはまだQ1、Q2から成る回路がありますね。
実は、555だけの回路だと、間欠動作でスタートさせた場合、“待機”の状態から始まってしまいます。つまり、ワイパースイッチを入れても、VR1で調整した待機時間が経過した後、初めて動作するのです。Q1、Q2の回路は、これを防ぐため、ワイパースイッチを入れた一瞬だけ、Q3をONさせる回路です。これで、ワイパースイッチを入れた一発目はQ1、Q2から成る回路でリルーが動作し、後は555の無安定マルチバイブレータでリレーが動作するというわけです。
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↑回路をユニバーサル基板に組んだものとリレーを、適当な箱に入れたものです。右端にある透明の四角い箱みたいなのが、リレーです。(実際、これを取り付けていました)
間欠、連続切り替えスイッチと、待機時間調整VR用の配線を、基板から出しておきます。あと、電源の+と−、リレーの接点からも線を出しておきます。
実際の車への組み込みは、電源の−側を、バッテリーの−端子と繋がっている部分のボディへ、電源+側をワイパースイッチのN.O端子へ。(N.O(ノーマリオープン)端子とは、スイッチをONにした時に接点が繋がる端子です。逆に、スイッチをONにした時に接点が離れる端子をN.C(ノーマリクローズ)端子と云います。)
間欠、連続切り替えスイッチと、待機時間調整VRは、エーモンのスイッチパネル等を使って操作しやすい場所へ取り付け。リレーの接点を既存のワイパースイッチと置き換えるようにモーターと配線すれば、配線は完了です。
配線はギボシ端子、平型端子を使いましょう。
あとは、基板、リレーを収めた箱を目立たない所に取り付ければ、間欠ワイパーのでき上がりです。・・・写真が全く無いのでゴメンナサイ。
・・・私の場合はセンターキー化していたので比較的簡単に組み込めたのかも知れません。コラムから伸びるレバー式のスイッチの場合、配線に一工夫必要かもです。
↑これは、取り付け当時私がメモ的に描いた、ワイパースイッチの裏側と配線図です。センターキーのワイパースイッチを裏側からみると、多分このような端子配列になっています。コードの色は、もしかしたら少し違っているかもです。ま、参考の参考程度に・・・
ここで注意!!
この記事の、文章、配線図、回路図等で発生した、いかなる損害にも責任を負いません!!もし、参考にされる場合は、配線、回路等を充分熟知し、安全を第一にし、自己責任によりお願い致します。
・・・リレーが透明カバーなので、数秒毎にカチカチと接点が動くのをボ〜っと見ているのも、少し面白いです。。。[E:japanesetea]

