梅雨がなかなか明けませんね〜
さて、遂行中の(?)2N3055の準コンプリメンタリアンプ計画の続きです。
今回は、とりあえず1個組んだ基板の様子見です。
2N3055は、ヒートシンク取り付けます。
イイ感じのヒートシンクは無いかと、ジャンク箱を漁っていると、
かなり大き目のヒートシンクを発見。TO-3のパッケージを取り付けるソケットも付いています。
本採用するかどうかは別にして、今回の様子見はこれを使いましょ〜。
ヒートシンク裏面。
温度補償用のトランジスタ、2SC3423を取り付けています。
基板と配線したところ。
ごちゃごちゃしてますが。。
電源は、出力段には30V/3Aトランスから整流、平滑した、非安定の約42V、入力段には42Vから317で36Vの安定化にしたものです。
スピーカ出力に8Ωのダミーロード(抵抗)を取り付け、通電させます。
無信号時の2N3055のアイドリング電流を約30mA(R117、0.47Ωの両端14mV)になるように、VR102を調整。
入力に1kHzの正弦波を入れ、様子を見ます。
0.2Vp-p、1kHzを入力した時の、波形です。
下の波形:入力波形(0.2V/div)、上の波形:出力波形(0.5V/div)、水平:2ms/div
0.2Vp-pの入力で、2Vp-pの出力が得られていますので、利得は約10倍になっています。
最大出力は約26Vp-pまで出ましたので、8Ω負荷で約10Wになります。
綺麗に出力されていますね。反転出力になっていますが、実使用上は問題ないと思います。
続いて、各部の電圧を測定。
↑結果、こんな感じ。異常な箇所もなさそうで一安心。
周波数特性もパッと見、20Hz〜100kHz位まではほぼフラットです。
ん〜。なかなかいい感じですね。
引き続き、頑張ります!!牛歩ですが。。。