2021年12月30日

832A PushPull AMP 作製(5)〜初、火入れ、測定。〜

前回、一応完成を迎えた、832A PushPull Amp 。
PC290769.jpg

今回は、各部の電圧、最大出力、周波数特性の測定編です。

スピーカ端子に8Ωのダミーロードを付けて、火入れです。

・・・毎度ながら初の火入れはチョッとドキドキなのだ。

電源を入れ、暫くは、見た目や、におい、挙動に異常がないか、確認します。

・・異常なさそうなので、各部の電圧確認です。

・・・結果。
こんな感じ。

schematic_3 _v.jpg
・・・異常、無さそうで、一安心。

次は最大出力の確認です。

オシロスコープでスピーカ端子をモニタしておき、入力端子から1kHzの正弦波を入れます。
入力電圧を徐々に上げていき、スピーカ端子に出力される波形が訛る直前を最大出力とします。
(・・・いい加減な感じですが・・・)

で、↓がその波形です。
PC300758.jpg
上の波形が出力電圧(5V/div)で、下の波形が入力電圧(1V/div)です。
時間軸は0.2ms/div です。

出力電圧は約19Vp-pで、ここから最大出力を出すと、
19Vp-pを実効値にすると、約6.7(Vrms)。負荷が8Ωなので、6.7V^2/8Ω=約5.6Wと、なります。

次に、周波数特性を確認します。
入力端子に正弦波を入れ、電圧は一定にして周波数を変化させ、スピーカ端子に出力される電圧を測定します。

結果は、こんな感じ。
832A_p-p_F_res.JPG
20Hz程度から、60kHz程度までだいたいフラットに出ていて、驚くほどいい感じ。

実際に音を聴いた感じは、明るく、元気な感じ。中音、高音はよく出ているが、低音は物足りない感があります。
中高音を、あと少し抑えぎみにする工夫をすれば、更に良くなるかもね。

でも、暫くは、このままでいようとも思います。

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2021年11月28日

832A PushPull AMP 作製(4)〜内部組み立て、一応の完成〜

作製中の832A PushPull Amp。

前回は、シャシ(ケース)の作製と、シャシに比較的大きなパーツを取り付けました。
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今回は、内部の配線、内部の細々したパーツの取り付けをして、一応の完成まで、漕ぎ着けたいと思います。

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↑ヒーター回路の配線と、出力トランス周りの配線が終わったところ。
ヒーターは、12.6V、交流点火です。

実は、ヒーターの電流容量がけっこうギリギリなのです。
電源トランスのヒータータップの電流容量は2A。

負荷は、初段の12AT7で150mA、位相反転の12AU7で150mA、832Aが1個800mAで、2個で1.6A、合計で1.9Aになりギリギリセーフと云った感じ。初段管、位相反転管のチョイスに悩んだ部分でもありました。まあ、大丈夫と思いますけど。

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↑前に作っておいた、電源部を取り付け、アース母線を配置しました。

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↑初段の部分から、細々としたパーツを取り付ける。
 信号の順路を辿りながら、パーツ類を取り付けていくと、失敗が少ない(と、思う、私の場合)


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ほぼ、パーツ類の取り付けが終了。

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程なくして、一旦、完成組み立て完成です。

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管の上に付いているプレート端子(ピン)に取り付けるケーブルを作る。

真空管側に取り付けるキャップは、sumtechで購入しました。
イイ感じの形です。

シャシ側は、ナイロンプラグ/ジャックを使うことにしました。

で、4本、作りました。
PB060757.jpg


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真空管を取り付けて、とりあえず、完成!!の図です。

832A以外の球は、とりあえず、手持ちの、
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Golden Dragonの12AU7A(CHINA製)
と、
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Philips ECGのJAN 12AT7WC
です。

さて、次回はいよいよ、初、火入れを致します。

では、また。





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2021年10月21日

832A PushPull Amp 作製(3)〜シャシ作製。〜

 作製中の832A PushPull Amp。

 今回は、シャシ作製の模様です。

市販のシャシかケースを使おうかとも思いましたが、アルミの板と木の板で作ることにしました。

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↑天板に使う、アルミ板です。表面ヘアライン仕上げになっています。

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↑周囲をアルミのLアングルで囲みました。

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↑アルミアングルの周囲を木の板で囲みました。
 (木はヒノキの柾目)

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↑裏から見ると、こんな感じ。

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↑天板に穴開け加工し、周りの木を接着剤で本組み。接着剤が乾くまで、ハタガネで締めて待ちます。

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↑832Aのソケットを取り付ける、プレートを作りました。材質はアルミです。
 832Aはコレを使って、シャシから少し落とし込んで、取り付けます。

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↑「染めQサビたまんまで塗れるカラー」で塗装しました。
 ハンマートーンっぽく仕上がるスプレーとのことで、使ってみました。
 ブロンズ色が良かったのですが、品切れだったので、ブラックにしました。
 塗り方がイマイチなのか、もう少し大きな凸凹が出来ればなお良かったのですが、
 これはこれでヨシにしましょ〜
 (塗り方のコツなどあれば、どなたか教えて下さい)

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↑木部をニスで仕上げて、パーツ類を取り付け。
 急にアンプっぽくなりましたね。

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裏面は、こんな感じ。
裏面は(まだ)ガラ〜ンとしていますが。。

さて、次回は、配線&パーツ取り付けの模様です。

以上、最近急に寒くなって、思わずストーブを出してしまった私でした。

では、また。






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2021年09月11日

832A PushPull Amp 作製(2)〜とりあえずの回路と、電源部。〜

こんにちは。

832Aと云う少し変わった形の球のアンプを作製しているここ最近です。

今回は、現状、考えている回路図と、電源部の作製の模様を紹介します。


とりあえず、現状の回路は、こんな感じ。
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1段目の、12AT7で電圧増幅、その次の12AU7でPK分割式の位相反転回路を構成しています。
その後は、832Aの出力段でスピーカーに出力するという構成です。

電源回路は、今回は整流管は使わず、シリコンダイオードを使いました。リップルフィルタもチョークコイルを使わず、トランジスタでリップルフィルタを構成すると云う、ソリッドステート多用電源になりました💦

まだ、少し変更する所が出てくるかもですが、とりあえず、こんな感じで進めていきたいと思います。

そして、前回実験した電源回路。
実機に組み込むように、こじんまりと組み直しました。

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適当な大きさのアルミ板に電源回路を組んで、これを(これから作る)シャシ(本体)に入れ込む予定です。

・・・で、
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こんな感じで(こじんまりとなったかどうかは微妙ですが・・・)電源部が組み上がりました。
今後、これをシャシに組み込もうと思います。

今回は、こんな感じで時間が来ました。

すっかり涼しくなって、急に秋らしくなってきましたね。
過ごしやすい時期になってきて、うれしいと思うここ最近です。

では、また。
posted by うえいど at 22:02| Comment(0) | Electron Craft | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月23日

832A (小規模) PushPull Amp 作製(1)〜電源部の検討〜

こんにちは。

前回、832Aと云う少し変わった形の球でアンプを作ろ〜!!と言ってから、少し時間が経ちましたが。

とりあえず、電源トランスを購入しました。

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春日無線変圧器の、KmB250F2 です。
B電源用に、230V/180mA、ヒーター用に6.3V、12.6V等/2A 1系統 の巻線があります。

そして、電源部の回路は、
(今のところ)こんな感じにしました。

Part of PowerSup.jpg
(ヒーター回路は、まだ記載していません)

B電源電圧は、300V強程度、832Aのスクリーングリッド電圧は200V程度を目指しました。
(832AのSG電圧は、標準で200Vまで、最大250Vを超えてはならないようです)

いつもならリプルフィルターにチョークコイルを使いますが、
今回は(私にとっては)初の試み、トランジスタでリプルフィルターを組んでみました。

と云うことで、
適当なアルミ板に、電源部だけ適当に組んで、実験してみました。
(初の試みで不安なので・・・)

P8200757.jpg
↑左上の黒いのが電源トランス、その下の、少し大きめのアルミ板に電源回路が組んであり、右の(少し小さめの)アルミ板に負荷としての抵抗を載せています。
 負荷は、B電源用に、3.3kΩ/50Wのメタルクラッド抵抗4個を使い、2個並列にしたものを直列に繋いで、3.3kΩ/200Wにしています。
300V掛けたとして、約100mA、30Wになる算段。
 SG電源用に、5kΩ/10Wのセメント抵抗を3個直列で、15kΩ/30Wにしています。
200V掛けたとして、約13mA、2.7Wになります。


結果、

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↑B電源電圧は約303V

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↑SG電源電圧は約202Vになりました。

B電源電圧が少し低めでしたが、まあまあイイ感と思います。

Amp部分は、あと少し、検討中です。

見た目がシュールなアンプになりそうで、少し楽しみ。

では、また。






posted by うえいど at 21:14| Comment(0) | Electron Craft | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする