2022年09月02日

【JUNK AUDIO】トリオチューナー“KT3300”にヘッドホンアンプを組み込む。(3)

今回は作製したヘッドホンアンプをKT3300に組み込むための、工作編です。

ヘッドホンジャック、音量調節用のVRの取り付けと、電源回路を考えたいと思います。

まずは、電源の確保ですが、

内蔵の電源トランスは、チューナー回路用に12V程度と、照明の電球用に7V程度の出力があるようです。

P6030389 (2).jpg

電流容量はよく分かりませんが、12Vのほうは、用途的に推測して、それほど容量がとれるとは思えません。
7Vのほうは、照明の電球を照らす程なので、まあまあ電流がとれるのではないかと思います。

そこで、7V巻線から、電源を取ろうと思います。ただ、照明が電球のままだと、電流不足になりそうなので、照明は電球からLEDに変更しようと思います。

方向性が決まったところで、工作をします。

P6240388.jpg
正面パネルに、穴あけ加工しました。

左下、電源スイッチの右、元々ステレオランプが付いていた穴をΦ6.5mmのヘッドホンジャック用に大きくし、その右のチューニングメーター用の角穴の更に右に、音量調節用のVRを取り付ける穴を開けました。

・・・もう、後には戻れません。

P6300397.jpg
内パネルにも穴を開け、ヘッドホンジャックをVRを取り付け。

ヘッドホンジャックの取り付けは少し難儀しました。内パネルにそのまま取り付けられるかと思っていましたが、
正面(化粧)パネルを取り付けるとジャックの位置が奥まってしまいます。

P6240390.jpg

P6300393.jpg
ジャックが内パネルから完全に出るように内パネルの穴を広げて、
P6300394.jpg
ジャックを取り付けるプレートを作り、
P7090411.jpg
取り付けました。


P7090429.jpg
取り付いた、ヘッドホンジャック。
見た目メーカー製と何の遜色もなく・・・かどうかは分かりませんけど、イイ感じに取り付いたと思います。


P7090413.jpg

ヘッドホンアンプ回路用に、6Vの電源回路を組みました。
照明の配線を取り外し、電源トランスの7V巻線(青線)を作製した電源回路に接続しています。
pow_part.jpg
回路はこんな感じ。
3端子レギュレータの7806を使った、簡単なものです。


さて、続きは次回で、

では、また。



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2022年07月23日

【JUNK AUDIO】トリオチューナー”KT3300”にヘッドホンアンプを組み込む。(2)

トリオチューナー”KT3300”にヘッドホンアンプを組み込むプロジェクト。

今回は、ヘッドホンアンプの検討、作製編です。

ヘッドホンアンプの回路から示すと、こんな感じ。

headphoneAmp_1-1.jpg
初段にJ-FETの2SK246(GR)を使って、出力段にMOSFETの2SK2013、2SJ313のペアを使った、3石構成です。
電源電圧は6Vです。

初段2SK246のソース抵抗は、ドレイン電流がIDSSの半分位になるような値に設定。
R102(Rs)は390Ωとしました。
2SK246ID.jpg
負荷抵抗は、電源電圧を二分するような値にします。
R101(Rd)は1.2kΩとしました。

2SK2013/2SJ313のアイドリング時のドレイン電流は、50mAとしました。
↓の図のような実験を行い、2SK2013のドレイン電流が50mA程度になる、ゲート電圧を調べます。
2SK2013_ID-VG_ex.JPG
(実験では、約2.3V)

R105〜R108で、2SK2013、2SJ313のゲート電圧を決定します。

2SK2013側だけで考えると、2SK2013と2SJ313のドレイン中点の電圧を電源電圧の半分、3Vとして、R107を700Ω、R108を2.3kΩとすると、ゲートに約2.3Vを与えられます。
2SK2013_BIAS.jpg

実際には、R105と108を2.2kΩ、R106と107を680Ωとしました。

P7230408.jpg
ユニバーサル基板に回路を組みました。

実際の試聴も意外とイイ音で鳴って、イイ感じです。

トランジスタの放熱も、この程度ならヒートシンクなしで、裸の状態(?)でも大丈夫なようです。

さて、次回は、KT-3300に組み込みたいと思います。

では、また。


posted by うえいど at 22:32| Comment(0) | ジャンク品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年06月11日

【JUNK AUDIO】トリオ チューナー ”KT-3300” にヘッドホンアンプを組み込む。(1)

トリオのチューナー、「KT-3300」です。

かなり前に、中古ショップで、タダでもらったものなのですけど。

P6030378.jpg
必要なもの以外全て排したって感じのシンプルなデザインですね。

十数年、電源入れてなくて、ほんとに久しぶりに、電源入れたのですけど、
DSC_0307.jpg
FM Stereoランプも点いて、ちゃんと鳴りました。
・・・チューニングメーターが振らないんですけど。

で、このチューナーにヘッドホンアンプを組み込もう企てている、ここ最近です。

P6030389.jpg
↑上蓋を取ったところ。

中はけっこうガランとしています。
トランジスタ多用の基板かと思っていましたが、ICでまとまっています。

FMはHA1137とHA1156で組まれ、AMはHA1151で組まれているようです

DSC_031122.jpg
↑チューニングメーターが振らないのは、線が切れているのが原因でした。

ヘッドホンアンプを組み込むため、ヘッドホンジャックと、音量調整用のボリュームを取り付けるのですが、

P6030376.jpg
FM Stereoランプが付いている所にヘッドホンジャック、メーターを挟んで、メーターとチューニングダイアルの間に音量ボリュームを付けようと思います。

そこで今回は、FM Stereoランプを別のところに移設しようと思います。

で、どこに移設するかと言うと、ダイアル表示窓の中に入れようと思います。


P6030392.jpg
正面パネルを取り外して、、、

P6030394.jpg
表示窓、ガラス製かと思いきや、アクリル板でした。

P6030397.jpg
表示窓内部の壁に穴を開けて、

P6030398.jpg
ランプは、ブラケット付きLED(黄)にしました。

P6030400.jpg

P6030402.jpg

P6110376.jpg
取り付きました。
元々からLEDが使われていたので、電流制限抵抗の追加もなく、そのまま付きました。

P6030410.jpg
正面パネルを仮で元に戻し、こんな感じ。
イイ感じです。

さて、次回は・・・ヘッドホンアンプの作製をしようと思います。

では、また。
posted by うえいど at 21:06| Comment(0) | ジャンク品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月30日

真空管で、無安定マルチバイブレータ(3)ケースに組み込む

前回実験した、管球式無安定マルチバイブレータ。

今回はケースに組み込んでいこうと思います。

で、ケースですが、

DSC_0284.jpg
厚み9o位の、ヒノキの板。

これで、作っていこうと思います。

DSC_0285.jpg
幅120o、奥行100o、高さ60o
なるべく小さくしたかったのですが、電源トランスも中に入れるので、それなりに大きくなってしまいました。

DSC_0288.jpg
隠し蟻形組み継ぎで、箱を作り、

P4220361.jpg
ニスを塗りました。
上面はステンレスの板にします。

さて、中に組み込む回路の方ですが、
DSC_0291.jpg
平ラグ板に、回路組み直しました。

DSC_0293.jpg
上面にするステンレス板に、電源トランスと真空管ソケットを取り付けています。
手前中央に、真空管ソケット、その左右の穴から、ネオン管を出す算段です。

DSC_0295.jpg
ラグ板に組んだ回路と配線します。

P4250367.jpg
こんな感じで、出来ました。

P4250362.jpg
裏面はこんな感じ。

作った箱に収めて、完成!!です。
P4300373.jpg

球を付けるとこんな感じ。
P4300361.jpg
インスタに動作させているところの動画を上げてみました。
ご覧いただければと思います。

↑の写真クリックで、ジャンプします。



posted by うえいど at 18:30| Comment(0) | Electron Craft | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月09日

真空管で、無安定マルチバイブレータ(2)バラック品を組む。

前回、J-FETを使って、マルチバイブレータを組み、Lチカを試してみました。
・・・その模様はこちら・・・
FETでもマルチバイブレータを組むことができ、ひと安心(?)


で、今回は、真空管でマルチバイブレータを試してみようと思います。

↓基本的な回路はこんな感じ。
@Tube_img_n.jpg
前回の回路の、FETを3極管に換えただけです。


・・・いろいろ試し・・・

Vib@_12AU7.jpg

こんな感じで、ネオン管を点滅させることができました。

球は、オーディオアンプにもよく使う、12AU7です。

適当なアルミ板に、試しに組んでみました。

P3250363.jpg
P3250364.jpg
インスタに動作しているところの動画を上げてみました。
上の写真クリックでジャンプします。


電源部の回路はこんな感じ。
Vib@pow.jpg

ラジオ少年さんで購入した電源トランス、BT0.8V(100Vトランス)をブリッジ整流し、約140Vを得ています。

真空管は、12AU7の他、12AT7、12AX7、12BH7等で動作します。
球により、点滅の速度が変わります。

この他にもいろいろ球を変えてみるのも面白そうです。

さて、管球式マルチバイブレータ。
実用性あまりなさそうで迷ったのですが、せっかくなのでケースを作って、ケースに組み込んで、真空管を使ったオブジェ的なものにしようと思います。

どんな感じになるかな?

では、また。

P4050372.jpg
新しい季節が来てうれしい限りです❗

posted by うえいど at 21:02| Comment(0) | Electron Craft | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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